多くの人は、庭が欲しいのではないのかもしれません。
庭や、ベランダの一鉢を通して、何かを得たいと思っているのではないか。
「庭が欲しい」と言いながら、本当に欲しいのは、べつの何か——だとすれば、それは、何でしょうか。
庭や、窓辺の一鉢に、ふと心が動くことがあります。その気持ちが、どこから来るのか。この問いひとつから始まった、庭をめぐる読み物の蔵書です。
庭の起源から、世界じゅうの庭園史、人がなぜ緑に惹かれるのか、そして、いま芽吹いている「これからの庭」まで。一章ずつ、出典をつけて、書きためています。
順番に読む必要はありません。気が向いたときに、どの棚からでも、開いてみてください。
迷ったら、三つの入口からどうぞ。
- 「庭が欲しい」の正体から入る ── 54「庭と呼ばれない庭」
- 歴史から入る ── 01「庭という言葉の起源」
- 心から入る ── 45「バイオフィリア仮説」
蔵書の地図(全8部・66章)
第I部 庭はなぜ生まれたか ── 起源と「囲い込み」
第II部 庭は何の楽園を映したか ── 宗教と庭
第III部 各文明は庭に何を求めたか ── 世界庭園史
- 15ペルシャ庭園
- 16古代ギリシャ
- 17古代ローマ
- 18アルハンブラ
- 19中国庭園
- 20日本庭園史(1)、神々の庭と、この世の浄土
- 21日本庭園史(2)、枯山水、水のない水
- 22日本庭園史(3)、茶庭、心を整える小径
- 23日本庭園史(4)、歩いてめぐる、小さな世界
- 24中世ヨーロッパ
- 25イタリア・ルネサンス
- 26ヴェルサイユ
- 27イギリス風景式
- 28ピクチャレスクとロマン主義
